【デッキ考察】新型クランヴィアデリート



"最近ダムド使用者減ってきたしクランヴィアまたワンチャン無い?"

 

 

そんな考えのもとしばらく封印していたクランヴィアを最近の環境に合わせてブラッシュアップしました。

 

 

 

従来のテンプレ(?)とは考え方が大きく変わってくるので、まだ自分も慣れていないというか受け入れ切れない部分を残しつつ完成した構築です。(長く同じ構築使ってると環境変わっていても妄信的になりがちなんですよね。)

 


f:id:ZMENZWEI:20191015083341j:image


f:id:ZMENZWEI:20191015083354j:image

 

以下、今回からの新規採用カードの解説

 

 

 

《オボロカゲロウ》


f:id:ZMENZWEI:20191017103251j:image

 

クラムダンクが入る山なのにオボロカゲロウが入らない理由は無い。と思われがちなカード。

 

 

実はこれまで自分はトーナメントシーンでのクランヴィアにオボロカゲロウを採用した事は無く、今回が初採用。

 

 

2ターン目からルーターを回せるのは強いが、純粋に手札が1枚減ってしまう点、2ターン目からフルポテンシャルを発揮するには初手からテック団の波壊Go!を引き込んでおかなくてはならない、といった点が気になり採用を見送っていました。

 

 

しかし、今回はGP後の為赤単やカリヤドネ、決断ループ等の速度重視でキルを狙ってくるデッキが増える事を見込んで、こちらもルーターを増量して安定した"4ターンクランヴィアデリート"を目指す構築へと寄せました。

 

 

例えば、初ターンにテックを埋められなくても基本的に2ターン目に2色は揃うデッキなので、最悪2枚交換だけでも出来るんですよね。その2枚交換で後述する別のルーターカードを引き込めれば走りたいターンまでに最低限5枚はハンド交換を行える事になるので思ったより使用感は悪くないと感じました。

又、今回の構築はクリーチャーを並べやすくなっているので、ビートプランを取る際に打点にもなってくれるという点も大きいです。

 

 

今回は2枚の採用となりましたが、もしかするとあと1枚くらい増やしても良いかも(?)

 

 

《サンドロニア》


f:id:ZMENZWEI:20191017103302j:image

 

新構築の要となる期待の新人。まさかクラムダンクを抜くことになるとは…。

 

 

このオーラの持つテキスト自体はクラムダンクと同じですが、クリーチャーSTが消えた代わりにGR召喚を行えるようになり器用さがダンチカイファンキガイです。

 

 

特に

オレちんレンジ

ラク

 

との相性は抜群で4ターン目に"強い山"を作りやすくしてくれます。純粋に見れる枚数増えますからね。

 

 


f:id:ZMENZWEI:20191015124104j:image

ごめんなさい。この子入れてあげたかったけどどこにも売ってなくて入れることが出来ませんでした。絶賛募集中です🙃

 

 

その他のGRクリーチャーは説明不要かと思うので、本当簡単にだけ。

 

 

ツタンメカーネン→ドロソ。これがきっかけでラッキーナンバーとか引かれたらしゃあないと割りきります。

 

パスオクタン→ポン起きクランヴィアを守護れるかも?

 

ポクタマ→説明不要

 

甲殻→予知の枠。ではあるが、殴れるブロッカーは使いやすい。恐らく、甲殻は残ってパスオクタンが抜けそう。

 

 

こんなところです。

 

 

サンドロニアのおかげでより4ターンクランヴィアの成功率が上がり、且つビートプランも取りやすくなりました。

最近では覇道にも使われてるなんて聞きますが本当に強いですねこのカード。

 

 

ちなみに、クラムダンクと比べると…

 

①クリーチャーを立たせる事が出来る為、見た目以上の副次的スキルを発揮する。

②オーラなのでタスリクやプーンギ下でもテンポを崩さずに打てる。

③シールドトリガーを失った(クラムダンクは上側にSTが付いている。)

④クランヴィアの下に埋まらない。

 

 

大きく分けるとこの様な違いがあります。

好みの問題では片付けられない違いなので環境に合わせて使っていきたいです。

 

 

 

《ゴゴゴ超絶ラッシュ》


f:id:ZMENZWEI:20191017103314j:image

 

青魔道具と同じような採用理由です。このデッキのフィニッシュカード達が軒並み高コストな為、ハンドにダブついたそれらカード達を捨てつつ大量除去を行います。

又、シータミッツァイル相手に自ターン中に発動しておきたい札の1つ。

 

 

いま流行りの赤単相手にもかなりの有効トリガーとなる為、現環境のクランヴィアでは必須級のカードなんじゃないかな?とも考えています。

 

 

やはり横並びするデッキには強いです。

 

 

 

《卍獄殺》


f:id:ZMENZWEI:20191017103323j:image

 

シータミッツァイルや苦手対面の墓地ソ相手に使える呪文です。

シータミッツァイル相手には4ターンクランヴィアから唱えたり、墓地ソ相手には簡単にST付与が出来ると思うので違和感無く採用出来ます。

 

 

又、相手のラッキーナンバー宣言を惑わす効果もあったりなかったり?

 

 

 

ガリュミーズ》


f:id:ZMENZWEI:20191017103330j:image

 

使い終わったガリュザークを蘇生させたり、スペルブルーやクランヴィアからEXターンを取ってビートに繋いだり、いつも通り超絶ラッシュから盤面取ったりと何でも出来る器用なカード。

割とみんなノーマークなカードだってので、禁断有りなのにガリュザークガリュミーズ超絶ラッシュとハッピーセットなカードが見えた時には、どんな変態青魔道具なんだ!?と構えられたりしました笑

 

 

クランヴィアから打って果たして強いのかは場面によるとしか言えませんが、ダムドが減って卍解を奪われるリスクが減ったならロマン砲増やしたくないですか?

 

 

 

新カードの解説は概ねこの程度です。どれもシンプル!

 

 

ここからは、逆にこれまでの構築から抜けたカードや枚数を減らされたカードの解説をしていきます。

 

 

 

《クロック》


f:id:ZMENZWEI:20191017103401j:image

 

正直、抜くかどうかかなり悩みました。やはりスペルブルーティラノリンククロックという限り無く確殺に近いコンボが存在する分、なかなか躊躇ってしまいます。

 

 

しかし、上記コンボを成功させてくれる対面は現状ジョラゴンと赤単くらいしか無いだろうと踏んでの全抜きとしました。

 

 

代わりに赤比率を増やす意味も込めて、同じく受けとして優秀な超絶ラッシュが入ったというわけです。

 

あと、純粋に4ターン目まで生き延びるって観点だけで言えば超絶ラッシュでも問題ないですし(´・ω・`)

※ラッキーナンバー4宣言でクランヴィア諸とも止まるっていう弱点はあります!

 

 

 

《クラムダンク》


f:id:ZMENZWEI:20191017103411j:image

 

基本的にはサンドロニアの項目に書いた通り。

純粋にもっと強いカードが出てしまった。ただそれだけのこと。

 

 

 

《ゼノシャーク》


f:id:ZMENZWEI:20191017103437j:image

 

アグロ相手にSTでキリモミクランヴィアのパーツ回収を行えたり、ホーガンブラスターを持ってきて綺麗に繋いだりと器用なカードではあったけれど、今回のコンセプトでは速度面から噛み合いが悪く真っ先に抜けていきました。

踏ませて強いサーチカードはそこまで信用してはいけない…。

 

 

 

《ロストソウル》


f:id:ZMENZWEI:20191017103508j:image

 

キリモミクランヴィアから投げれれば強いけど、どうしてもキルや除去に繋がらず今回のコンセプトからずれている為不採用。

 

 

 

《ティラノリンクノヴァ-1枚》


f:id:ZMENZWEI:20191017103516j:image

 

確率は下がるけど今回はその他の当たりを増やしたのでそんなに気にならなかったです。元々少し多く感じていたので、現環境では2or3が良いかもしれない。

 

 

 

ざっくりした内容ですが、以上が新型クランヴィアの解説です。

あくまで環境読みの一環で構築したモノなので近日中にまた構築は変わるかもしれません。

 

 

何か質問があればTwitterにて受け付けてますのでいつでもご連絡下さい。

 

 

それでは、良いオールデリートライフを~